2010年4月18日日曜日

続・これでは示しがつかない

注意:この記事は「これでは示しがつかない」という記事を読んでから読まれることをお勧めします。


先ほどの記事の続きです。

まず、なぜJR東海の社員がICOCAを利用しているのかということですが、これはICOCAが近鉄線及びJR東海のTOICA利用範囲内で利用可能であると言うことがかかわっていると思われます。
つまり、JR東海のTOICAを持つよりもICOCAを持っているほうが、JR・近鉄両方使えるので便利だからだと思われます。

では、なぜJR東海の社員が近鉄を利用するのか?
一つは、社員寮・自宅などが近鉄沿線にあることもあるのかもしれませんが、職務上の移動(運転士・車掌として乗務するための移動)する場合、時事通信の記事にある桑名駅へ向かう列車は1時間に4本、桑名駅より先だと1時間に2~3本と少なくなります。
おまけに、JRは編成両数が2両と少ないため時間帯によってはギュウギュウ詰になることもしばしばあります。
そのため、移動する際は近鉄を利用しているのだと考えられます(近鉄に乗っているJR東海の乗務員をたびたびみかけます)
参考程度に、近鉄は桑名駅へ向かう列車は特急を含めて9本、普通と急行だけで6本あり、編成両数は普通2~3両、急行6両とJRと比べて上回っています。

そして、ICカードの記録を消す作業をしていた桑名駅という
駅ですが、この駅はJR・近鉄ともう1社乗り入れをしています。しかしこの駅の改札はJR・近鉄の共同改札(JR利用客と近鉄利用客両方の改札を取り扱っている)になっています。
駅の東口がJR、西口が近鉄の管理となっています。

共同改札のメリットとしては、各鉄道会社別の改札を通る必要が無いので、面倒臭さが無くなる。ICカード(ICOCA)の場合はJR・近鉄双方の利用が出来るので、改札を通ってから乗車する路線を決めることが出来る。

デメリットはJR線の切符で近鉄線に乗車するなどの不正乗車が起こりやすいことですが、今回の件は見事にデメリットが出てしまったと言うことです。

なお、この件が起こる条件にはもう一つ条件があります。それは、もう一つどこかに、桑名駅と同じような駅が必要だと言うことです。実は三重県内には桑名駅と同じ、JRと近鉄の共同改札駅が少なくとも3つあります。
津・松阪・伊勢市駅の3駅です。

長くなりましたが、いずれにしても切符を買うときは正しい区間までの切符を購入して乗車しましょう。
なぜ、そうしないといけないのかは、ただ乗りしたら誰が損をするのかをもう一度考え直してみましょう。

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